ソラシェア総研が展開する次世代農家のためのプラットフォームSSF

FAQよくある質問

営農のこと

ソーラーシェアリングでつくれる作物は? 収穫量は落ちないの?

太陽光パネルの下でも、適切な遮光率であれば、ほとんどの農作物が問題なく育ちます。これは、植物の葉が光合成に活かせる光の強度には上限(光飽和点)があり、それ以上の強い光はもともと必要とされていないため。既に日本には2500ヶ所以上のソーラーシェアリング導入事例があり、実際に育てられた作物の品種は多岐にわたっています。
作物の生育には、遮光率以外にも日長・気温・地温・土壌・肥料・降雨量など様々な要素が関係するため簡単に比較することはできませんが、ソーラーシェアリングの産みの親である長島彬さん(ソーラーシェアリングを推進する会 会長
CHO技術研究所代表)が推奨する遮光率「35%以内」でパネルを設置していれば、生育不良になる心配はまずありません。また、里芋などソーラーシェアリングによって収穫量がアップしたと報告されている作物もあります(▶参照記事)。

監修:馬上丈司
illustration: Tomoyuki Okamoto
text: Kiminori Hiromachi

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