ソラシェア総研が展開する次世代農家のためのプラットフォームSSF

FAQよくある質問

土地のこと

豪雪地帯や地盤のゆるい水田でも、できるの?

太陽光パネルや、パネルを支える架台(支柱)の進化により、今日ではあらゆる環境でソーラーシェアリングが可能になっています。例えば、豪雪地帯では積雪による設備への影響が心配されますが、細身のパネルを採用し、通常より角度をつけて設置することで、パネル上への積雪量を減らすよう設計します。また、支柱の素材に、強度に優れた鋼管を採用するなどして、設備全体の耐荷重性能を高めます。
土地がゆるい水田に設置する場合には、支柱の引き抜き強度がポイントとなります。先端を地面にねじ込むスクリュー杭に、浮沈防止BASEのような鉄のプレートを装置するなど、引き抜き強度アップの工夫を施します。さらに条件の悪い土地なら、1ヶ所ごとに3〜4本の杭を打ち込んでガッチリ固定する基礎工法(ピンファウンデーション)などにより、強度アップを図ります。
なお架台には、防錆加工をしたスチールの他、軽くて錆びないアルミ製、強度と軽さと防錆生を併せもつFRP製など、いくつかのタイプがあります。設置環境に合わせて、最適なものを選びましょう。

監修:馬上丈司
illustration: Tomoyuki Okamoto
text: Kiminori Hiromachi

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