ソラシェア総研が展開する次世代農家のためのプラットフォームSSF

FAQよくある質問

発電のこと

発電設備があることで感電したりしませんか?

ソーラーシェアリングも電気工作物という意味では、他の太陽光発電と危険性は変わりません。豪雨や洪水など自然災害により、太陽光パネルが破損したり、接続しているケーブルが断線したりすることなどは起こり得ます。太陽光パネルは壊れていても発電を続けていますから、うっかり触ると感電してしまうことにもなりかねません。もっとも危険なのは、設備が倒れて、水没・浸水してしまった場合。近づいただけでも感電する恐れがあります。
万一、こんな状況になってしまったら、自分でなんとかしようとせずに、太陽光パネルの販売・設置を行った業者に速やかに連絡し、復旧に取り組んでもらいましょう(50kW以上の発電設備の場合は、選任されている電気主任技術者に連絡)。
また、復旧作業等でやむを得ず取り扱う場合でも、素手は絶対に避け、ゴム手袋・ゴム長靴を使用してください。また、複数枚の太陽電池パネルが接続されたまま飛ばされた場合には、周辺にロープを張るなど、関係者以外が不用意に立ち入らないよう対策をとることが必要です。

2021年4月1日から電気事業法の改正により、10kW~50kWの発電設備も感電、電気火災、他物件への損傷、破損による運転停止があった場合、事故報告が義務化されました。速報(事故を知ってから)は24時間以内、詳報は30日以内となっています。

監修:馬上丈司
illustration: Tomoyuki Okamoto
text: Kiminori Hiromachi

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