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2023.12.01
長野県野辺山高原「野辺山営農ソーラー」
次世代農家のためのプラットフォーム「Solar Sharing for Farmers」では、ソーラーシェアリングに興味を持っている方、これから始めたい方のために、より実践的な情報をお届けすべく、すでにソーラーシェアリングを行なっている農家さんや事業者さんをお招きしてオリジナルウェビナーやインタビューをお届けしていきます。
今回は、7年の歳月をかけて長野県野辺山高原に完成した「野辺山営農ソーラー」の農業設備落成式にお邪魔しました。 野辺山営農ソーラーは、耕作放棄地として広がっていた広大な土地に、環境エネルギー政策研究所(通称ISEP ご当地エネルギーのパイオニア)主導のもと、発電事業者である野辺山営農ソーラーと、設備の下で農業を行う地元農家である株式会社アグレスと宮下農場、それらの取り組みをサポートする生活クラブ生協、上田市民エネルギーが協働事業者となり運営されています。
ソーラー発電事業
事業内容 | 太陽光発電事業(固定価格買取制度による全量売電) |
設置場所 | 長野県南佐久郡南牧村野辺山字喜峰ヶ丘20-18,20-33他 |
発電出力 | パネル出力 1,611.53kW(JAソーラー製) パワコン出力 1,500kW(ファーウェイ製) |
農業事業
農業者 | 耕作物 | 特徴 |
営農主体 野辺山営農ソーラー株式会社(認定農業者) | 花き種苗育成 | 個人事業で実施している花き種苗育成事業を実施 認定農業者取得済み |
農業協力者 株式会社アグレス | 雨よけほうれんそう | 支柱を利用して雨よけ部分の設置ができると、設備投資の節約が可能。 ただし年3〜4回転するため、人での確保が必要。ほうれんそう生産高全国一位(村農業委員会) |
また、かつて別荘として利用されていた圃場に隣接した建物では、農と食のコミュニテイ、繋がりで地域再生をするというコンセプトで「野辺山ヌーヴォー」という取り組みもスタートしています。
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