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ハウステンボスで稼働!国内初の「自家消費型」モデル

ハウステンボスで稼働!国内初の「自家消費型」モデル

2018年12月、自然豊かな景観と、年間を通したイベント開催で、国内外から来場者が訪れるテーマパーク「ハウステンボス」で、自家消費型の大型ソーラーシェアリングの稼働が開始しました。

ブルーベリーと電気の地産地消を実践

年間約300万人が訪れるテーマパーク、「ハウステンボス」。開業30周年を迎え、3DプロジェクションマッピングやVRを活用したジェットコースターなど、独自の企画を次々と打ち出し続けている。そんなハウステンボスが新たに始めたのが、国内初の自家消費型である大型ソーラーシェアリングだ。

現在、ソーラーシェアリングの多くは、発電した電気を電力会社に売電している。ところがこの設備では、発電した電気を場内で活用するという。

風車を囲む憩いの場であるバスチオン広場に「ブルーベリー観光農園」を新設。摘み取り体験(ブルーベリー狩り)ができる農園で、そこでソーラーシェアリングを行う。

「場内で使用する電力と農作物を効率的に作ることで、今後も生産性・お客様満足度の向上、ひいては地球環境温暖化対策への寄与を進めてまいります」(ハウステンボス広報担当者)。

地産地消を目指す新たな事業が、訪れる来場者の目にどのように映るか、期待が膨らむ。

新設する「ブルーベリー観光農園」では、来場者に摘み取り体験を楽しんでもらうほか、採れたブルーベリーをレストランなどでも使用する予定だ。
ソーラーシェアリングの設置場所は、年間を通して様々な催しが行われているアートガーデン(花と緑のエリア)内のバスチオン広場。
ハウステンボスブルーベリー観光農園
場所長崎県佐世保市
設備容量128kW
土地面積2,300㎡
導入年月日2018年12月
パネルの下で育てている作目ブルーベリー

出典:EARTH JOURNAL(アースジャーナル)vol.06 2018年
販売サイト(https://earthjournal.jp/information/33791/

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